婚活中の女性が結婚相手の男性を探すとき、年収を重視するのかな?
理想の年収はどれくらいなんだろう・・・
婚活中の女性は結婚相手の男性に求めるものは何かわかるでしょうか。
見た目?相性?見た目や相性もありますが、年収(経済力)が気になる女性も多くいます。
結婚相手となる男性の年収は、結婚後の人生に大きく影響するため、理想の年収などの条件を決めている女性もいるのです。
- 女性が求めている理想の年収はどれくらい?
- 男性がもらっている平均年収は理想年収と同じ?
- 理想の年収との差があった場合はどうする?
こんな疑問や不安にお答えしていきます。
女性のみならず、男性も苦しい結婚生活よりも、豊かないい暮らしをしたいと思っているはず。
この記事では、女性が結婚相手に求める理想の最低年収はいくらなのか、女性が求めている最低年収と日本人男性の年収とのギャップについて、女性のコメントと共にお伝えしていきますね。
女性が求めている理想の最低年収を知りたい方、年収が少なくて心配な方は参考にしてください。
目次
最新版!女性が求める最低年収は500万円~600万円未満
女性が思う男性の年収はどれくらいが理想なんだろう・・・
結婚したらより良い暮らしがしたい、子供ができたらお金がかかるなどと考え、男性の年収が気になる女性も少なからずいます。
また、結婚後は専業主婦になりたいと思っている女性もいますよね。
女性が求めている結婚相手の最低年収はどれくらいなのでしょうか。
そこで、女性が求めている結婚相手の最低年収を、女の転職type会員を対象にしたアンケートから調べてみました。
第1位 500万円~600万円未満(29.7%)
第2位 400万円~500万円未満(21.3%)
第3位 300万円~400万円未満(17.8%)
第4位 600万円~700万円未満(15.1%)
第5位 800万円~1000万円未満(6.7%)
第6位 1000万円以上(4.6%)
第7位 700万円~800万円未満(3.8%)
第8位 300万円未満(1.1%)
最も多かったのは、「500万円~600万円未満」。次いで、「400万円~500万円万円未満」、「300万円~400万円未満」、「600万円~700万円未満」、という上記の結果に。
最低年収に300万円未満と回答した人はわずか1.1%しかいませんでした。
女性は、300万円未満の男性との結婚は厳しいと考えていることが伺えますね。
女性の本音!最低年収を選んだ理由
その年収を選んだ理由を紹介していきます。
どんな暮らしがしたいのかが、垣間見えてきますよ。
男性にとっては参考になるコメントがあります。
参考にしてみてくださいね。
収入よりも人柄を重視「~500万円未満」
収入よりも人柄を重視して、「300万円未満」「300万円~400万円未満」「400万円~500万円未満」と回答した理由
・「夫婦で600万円稼げたら良いと思っているから」(26歳/事務)
・「中身重視で結婚したいから、最低限の額はこれぐらい」(28歳/事務)
・「せめて、自分より100万円くらいの差でありたい」(27歳/栄養士)
・「高くもなく低くもなくが一番いい」(27歳/事務)
・「自分よりはあるとお互いの関係的にいいのではと思うから」(27歳/美容)
・「平凡な家庭を築けそう」(25歳/事務)
世帯年収約600万円を目指しているため、結婚相手の条件はお金ではなく人柄を重視。だけど自分よりは稼いでいてほしい…と思っているコメントが多く見られました。
余裕のある生活がしたい「500万円~800万円未満」
余裕のある生活がしたい「500万円~600万円未満」「600万円~700万円未満」「700万万円~800万円未満」と回答した理由
・「この年収だと余裕のある生活ができると思ったから」(30歳/金融)
・「自分も働きたいので、自分の収入と合わせればやりくりできるのでは思う」(25歳/商社)
・「自分よりは稼いでいてほしいというのが理想」(26歳/医療)
・「節約しながらでも普通の家には住みたいから」(27歳/事務)
・「これくらいあればどうにかやっていけそう」(33歳/教育)
・「自分よりも稼いでいてくれないと安心して出産や子育てができない」(25歳/公務員)
・「自分の年収より少し上で、夫婦合わせて1000万越えを狙うならこのくらいが最低ライン」(26歳/製造)
・「難なく生活したいし、子供の話になった時にお金うんぬんで諦めさせたくない」(25歳/フリーランス)
・「あればあるほどいいけれど、専業主婦になって習い事などしようと思うとこれくらい必要」(28歳/フリーランス)
自分より稼いでいて、2人の収入をあわせて1000万円越えになることを見越して選んだ人が多くいました。
なかには、「600万円以上は欲しい。自分より稼ぎのない人と結婚するくらいなら、一人がいい」(31歳/医療)といったコメントも。
理想は高く、豊かな暮らしがしたい「800万円~1000万円以上」
理想は高く、豊かな暮らしがしたい「800万円~1000万円未満」「1000万円以上」と回答した理由
・「ある程度余裕のある暮らしはしたいし、今の彼が稼ぐ人だからそれ以下は考えられなくなってきた」(28歳/マスコミ)
・「自分より多いことが条件なのと、それくらい稼いでいる人は仕事が忙しく、充実しているし、それなりの能力がある証拠だから」(30歳/医療)
・「大金持ちになりたいわけではないけれど、ある程度豊かな生活ができそうな年収のボーダーラインだと思う」(27歳/不動産)
・「自由になるお金をある程度確保したいと思ったら、手取りで1000万円ほしい」(25歳/事務)
・「都内で暮らしたいと考えているので、世帯年収1500万円以上でないと難しいと思うから」(27歳/ファッション)
・「自分が医者になるから釣り合わないかなと」(25歳/医療)
ある程度余裕のある暮らしがしたい、都内で暮らしたいなどの理由から800万円以上を希望していることがわかります。
年収800万円以上を稼いでいる男性は現実にはそう多くいないため、見た目や人柄などさらに条件をプラスすると、全て条件を満たしている人を見つけるのは難しいかもしれませんね。
40代男性の平均年収と結婚後に必要な生活費
日本人男性の平均年収と、生活するうえで必要な費用はどれくらいなんだろう。
女性が求める最低年収がわかりましたが、40代男性の平均年収はどのくらいなのでしょうか。女性が希望している最低年収以上なのか知りたいところですよね。
また、結婚後に生活するうえで必要な費用はどのくらいなのでしょう。
日本人男性の平均年収は532万円
令和2年の国税庁が行う『民間給与実態統計調査』によると、日本人男性の平均年収は532万円です。
引用元:国税庁 令和2年民間給与の実態調査結果(年齢階層別の平均給与)
国税庁の年齢別平均年収のデータ(※国税庁「民間給与実態統計調査」令和2年分データより)によると
20代前半 ……277万円
20代後半 ……393万円
30代前半 ……458万円
30代後半 ……518万円
40代前半 ……571万円
40代後半 ……621万円
50代前半 ……656万円
50代後半 ……668万円
となり、年代別に換算すると
20代……335万円
30代……488万円
40代……596万円
50代……662万円
年収は業種や職種、企業規模や勤続年数などによっても左右されますが、40代男性の平均年収は596万円となっているため、女性の求める最低年収と同じといえますね。
とはいえ、上記には既婚者や、金融業、IT技術系などの高収入の人も含まれています。
参考までに40代の職業別平均収入(転職Hacks 40歳代の平均年収、徹底分析 より引用)を紹介します。
※ランキングは40代「前半」の順位を元に並べています。
日本人男性の平均年収なので、平均より少ない年収の男性も少なからずいるということです。
結婚後の生活はどれくらいお金が必要?
では、実際に結婚後の夫婦二人暮らしにはどれくらいお金が必要なのでしょうか。
また、未婚の子がいる場合や40代で未婚の子いる場合なども合わせてお伝えしてきます。
総務省が行っている「家計調査(2019年) 」のデータをもとに夫婦の生活費の平均額を算出すると
用途 |
平均額 |
||
夫婦のみ | 夫婦と子供 | 40代夫婦と 子供 |
|
食料 | 6万9,093円 | 7万6,037円 | 8万1,189円 |
住居 | 1万6,664円 | 1万7,612円 | 1万7,059円 |
水道・光熱費 | 1万9,876円 | 2万1,571円 | 2万1,918円 |
家具・家事用品 | 1万0,857円 | 1万1,747円 | 1万2,128円 |
被服費 | 8,520円 | 1万1,165円 | 1万4,955円 |
保険医療費 | 1万5,074円 | 1万4,063円 | 1万1,929円 |
交通・通信費 | 3万6,579円 | 4万5,440円 | 5万6,759円 |
教育費 | 39円 | 1万2,632円 | 2万8,831円 |
教養・娯楽費 | 2万7,793円 | 3万0,671円 | 3万7,817円 |
その他 | 6万4,584円 | 6万0,702円 | 5万7,450円 |
合計 | 26万9,079円 | 30万1,640円 | 34万0,035円 |
年間総額 | 322万8,948円 | 361万9,680円 | 408万0,420円 |
引用:おかねのコンパス
※税金や社会保険料は含まれていません。
「夫婦のみの世帯」では年間総額322万8,948円、「夫婦と未婚の子供のいる世帯」では年間総額361万9,680円、「40代で夫婦と未婚の子供のいる世帯」では年間総額408万0,420円の生活費が必要となります。
住居費が大幅に安くなっているのは、持ち家に住んでいる人も含まれているためです。
仮に、住居費が14万円だとして計算してみると、年間147万0,000円~148万0,000円増え、1年間で必要なお金は470万8,980円~555万5,712円となります。
さらに、子どもの成長とともに生活費も増加し、老後のための貯蓄もしたいとなると、年間の生活費は平均年収を超えてしまう場合も考えられます。
家賃やローンを加算すると、年間で100万円ほどが増えることになりますね。
ただし、居住地によって家賃が変わるため、都内に住むのか地方に住むのかで差はできます。
男性の年収分布からみる女性が求める最低年収とのギャップ
女性が求めている最低年収と実際の年収との差はあるの?
平均年収ではなく、実際に男性の年収はどれくらいなのでしょうか。また、女性が求めている最低年収はどれくらいの差があるのでしょうか。
令和2年の1年間の給与を階級別にすると、下記のような構成比になります。
引用元:国税庁 令和2年民間給与の実態調査結果(給与階級別給与所得者数・構成比)
上記のデータは、国税庁 令和2年民間給与の実態調査結果(給与階級別給与所得者数・構成比)で、1年を通じて勤務した給与所得者の給与階級別分布です。
令和2年の男性を抜粋してみました。
区分 | 女性が求めている最低年収(%) | 令和2年の年収(%) |
100万円以下 | ― | 3.6 |
100万円超~200万円以下 | ― | 7.0 |
200万円超~300万円以下 | 1.1 | 11.5 |
300万円超~400万円以下 | 17.8 | 17.5 |
400万円超~500万円以下 | 21.3 | 17.3 |
500万円超~600万円以下 | 29.7 | 13.4 |
600万円超~700万円以下 | 15.1 | 9.2 |
700万円超~800万円以下 | 3.8 | 6.5 |
800万円超~1000万円以下 | 6.7 | 6.9 |
1000万円超 | 4.6 | 7.1 |
※女性が求めている最低年収では「100万円以下」「100万円超~200万円以下」のデータは「300万円以下」に含まれます。
「300万円超~400万円以下」が一番多く、ほぼ同率で「400万円超~500万円以下」、続いて「500万円超~600万円以下」となっています。
初めにお伝えした女性が求める最低年収と、令和2年の男性の年収と比べてみると
女性が求めている最低年収で一番多かったのが「500万円超~600万円以下」、それに対して男性の年収で多いのが「300万円超~400万円以下」「400万円超~500万円以下」という結果でした。
男性の年収と女性が求めている最低年収とのギャップがあることがわかります。
年収をあげたいなら共働きで世帯年収をあげる
女性が求めている最低年収と男性の年収のギャップはどうすればいい?
年間の生活費は結構かかるし、年収が低かったら赤字だよね。
収入を増やすことは簡単ではありません。
日本人男性の平均年収は532万円ですが、当然ながら平均年収より高い人もいれば低い人もいます。
年収が低い場合、生活費を切り詰めるなどの節約も大切ですが、共働きをすることで世帯年収もあがってきます。
共働きに関して興味深いデータがありました。
男女共同参画局が発行している「令和4年版 男女共同参画白書」の2021年のデータによると、男性雇用者と女性無業者(専業主婦)で構成されている世帯が458万世帯なのに対し、共働き世帯が1,177万世帯と、専業主婦のいる世帯の2倍以上となっています。
また、「 令和元年版 少子化社会対策白書」によれば
結婚後の働き方について聞いたところ(単一回答)、60%以上が結婚後「夫婦ともに働こうと思う」と回答しています。
さらに、結婚後に働く理由として
57.8%と最も多くが「経済的に共働きをする必要があるから」と回答しています。
次いで、「働くことで経済的に自立していられると思うから」が33.6%、「結婚しても社会との繋がりを持ちたいから」が33.4%、「働くことで精神的に自立していられると思うから」が28.1%と続きます。
近年では共働き世帯は珍しいことではなく、男性の中にも女性に働いてほしいと考えている方が少なからずいます。
また、女性の中にも仕事に誇りややりがいを感じ、結婚後も続けたいと思っている方も。
共働きをすることで、収入が2人分に増えて経済的に余裕ができるメリットがあります。
また、夫婦どちらかが病気になったり失業したりしても、どちらかの収入があれば乗り切ることができますよね。
とはいえ、収入が増える反面、時間に余裕がなくなるデメリットもあります。
女性がフルタイムで働く場合、家事や育児を完璧にこなすのは難しくなるため、家事育児の分担が必要となりますよね。
共働きをすることで余裕もでき、貯蓄も可能となるので、5年後10年後と将来のことを考えるとメリットは大きいといえますね。
女性が結婚相手の男性に収入以外で求めるものとは
女性が望んでいる年収じゃないと結婚できないの?
経済力だけで判断するのかな?
女性は経済力だけを重視して結婚相手を選んでいるわけではありません。
では、女性が結婚相手の男性に収入以外で求めるものはなんでしょうか。
参照:婚活パーティの運営会社「PARTY☆PARTY」結婚相手に求めるもの
女性が結婚相手の男性に求めるものは、経済力よりも65%が『価値観』や『人柄』を重視しているのです。
結婚相手の男性とは、食事の好みやお金の使い方、子供の有無など『価値観が合うこと』を求めています。
「もめることもなく二人で穏やかに暮らしていきたい」、「一緒にいて楽しく過していきたい」という思いから、価値観や考え方が合っていることを重視しているといえますね。
また、 結婚後は、良いことばかりではなく辛いこともあるため、お互いに思いあって助け合える「優しさ」や「思いやり」を持っていてほしいと考える女性が多く「人柄の良さ」も求めています。
近年では専業主婦希望の女性も減り、結婚後も仕事を続ける女性が増えていることから、男性に経済力を第一に求める女性が少なくなってきていることがわかりますね。
私の経験から、価値観や人柄は重要です。
価値観が合わない人や、優しさや思いやりがない人との結婚生活は辛いだけでした・・・
まとめ:女性が求める最低年収との差は世帯年収で考えればOK!
「理想年収は600万円?男性の年収と女性が求める最低年収を徹底検証」をお伝えしてきました。
女性が結婚相手の男性に求めている最低年収は500万円~600万円未満ですが、600万円以上の年収を得ている男性はごく一部。
年収をすぐにあげることは難しく、子供の成長と共に生活費も増え、老後のための貯蓄や少しでもゆとりのある生活がしたいとなると、共働きを選択して世帯年収をあげることが望ましいです。
共働きが可能な女性を結婚相手として選ぶとよいでしょう。
共働きが可能な女性を探すなら、結婚後も仕事を続けたいという女性も多く登録してる結婚相談所がおすすめです。
真剣に結婚したいと考えている女性が登録しているため、自由恋愛やマッチングアプリよりも早くお相手がみつかる可能性が大きいですよ!!